自分の城となる建物、そしてその城を築く土地。物件は大きな買物なので妥協はできません。
ですが、自分なりにぼんやりとイメージを持っていたとしても、いざいくつかの候補を前にすると迷ってしまうもの。その迷いをなるべく抱かないため、求めている物件を確実に手に入れるため、外してはならないチェック事項を知っておきましょう。
理想的な物件、求める環境の条件を、ご自身とご家族で確認しましょう。現在と将来の生活まで考えを巡らせて、思っていること、優先したいことをリストアップしておくとこれからの物件・土地選びの指針になります。迷ったときにもリストが原点に立ち返らせてくれるでしょう。
場所はどこがいいのか?
- 住みたい街は?(もしくは、商売をしたい土地は?)
- 無理のない通勤時間は? 交通の便はどの程度を求めるのか?
- 地域の気候や特色、ブランドはどの程度重視するか?
どんな物件(建物・土地)がいいのか?
- マンション、戸建、オフィスビル、その他どんな種類の建物がいいのか?
- 新築がいいのか? 中古がいいのか?
- 広さはどれくらいがいいのか?(「広いほどいい」ではなく必要な面積を)
- 価格はどれくらいがいいのか? いくらなら返済できるか?
- どんな内装・設備が必要か?
- 周辺で必要な施設は?
- 許容できる道路の幅は?(自家用車のサイズなど)
- 建てたい建物のサイズ・形状は?(土地によっては建物規模などに制限があります)
他にも、細かな条件が色々出てくることでしょう。この条件を並べて、「絶対」と「できれば」にわけていくことで、自然と優先順位の整理ができます。現在の希望だけではなく、5年後、10年後の展望も考えて順位を決めると失敗がありません。
インターネットや不動産業者の紹介でめぼしい物件を見つけたら、早速足を運びましょう。このときにチェックしておきたいのは、
下見時のチェック事項 ~周辺環境編~
- 駅・スーパー・公共施設など、生活に必要な設備が行動圏内にあるか
- 坂道など日常生活で負担になる要素はないか
- 通勤時の乗り換えや混雑状況に問題はないか
- 工場・鉄道・道路などの騒音はないか
- 夜間の雰囲気、治安面に問題はないか
- 近隣にピアノの音、犬の鳴き声などトラブルの火種になりそうな住宅はないか
下見時のチェック事項 ~建物編~
- 広さは十分か
- 建物や玄関ドアの防犯性は十分か
- カビやコケが発生していないか
- 設備は希望通りか(バス・トイレ・キッチンなどの水まわりや収納など)
- テレビアンテナやコンセント、電話線などに不足はないか
- 携帯電話の電波は入るか
- 日当たりは十分か
- 騒音・異臭などはないか
- 駐車場やごみ捨て場など共用施設は整っているか
下見時のチェック事項 ~建物編~
- 公道に接しているか
- 接している公道の幅員は4mあるか
- ガス・水道は引き込まれているか
- 土地の形状・傾きなどは問題ないか
- 建てたい建物を建てられる用途地域であるか(土地によっては店舗などの商用施設を建てることができません)
- どんな建築制限があるか(建ぺい率・容積率など)
- 都市計画道路予定地になっていないか(再開発の予定があると長く住むことはできま
せん)
上記は一般的に言われている物件選びのチェック事項ですが、実際に選ぶとなるとそれぞれに独自のこだわりを持って探し求めるものだと思います。そもそもそれが住宅用なのか、事務所用なのか、店舗用なのか、投資用なのか……それによっても当然探し方は変わってきます。
赤龍馬ハウジング画画楽では、一人ひとりが持つ独自のこだわり、特殊なご要望を満たす物件を一緒にお探しする不動産業者です。アートな物件、特殊な物件、他では絶対に取り扱っていないような物件を一緒にお探しして、ご希望にマッチする物件が見つかるまでお付き合いします。あなたがこだわりたい条件をお聞かせください、日本全国をどこへでも向かってお探しします。